アポロ13号
読み:アポロじゅうさんごう
外語:Apollo 13

 アメリカの探査機。人類を月に到達させる宇宙船となる予定だったが、事故のため着陸は中止された。ミッション名AS-508。
目次

探査機の情報

特徴

事故
 アポロ13号は、人類を月面に運ぶ3回目の任務を与えられた宇宙船で、嵐の海 フラ・マウロ高原に着陸する予定だった。
 しかし月への着陸を開始する前に機械室の酸素タンクが爆発、その影響で他システム(電力や酸素供給)に障害を与えたため、止むなく月着陸任務は中止された。

宇宙
 3人の飛行士はヒューストン管制センターからの指示で、月着陸船アクエリアス号に避難、司令船オデッセイ号の電力や酸素、燃料を節約することとした。
 なぜなら地球大気圏突入は司令船で行なうので、それまで残しておかねばならなかったからである。
 地球への緊急帰還のためには軌道修正も必要だったが、月着陸船の姿勢制御エンジンでこれを実現した。こうして月を周回して地球に向かい、飛行士たちは1970(昭和45)年4月17日、奇跡的に無事の帰還を果たしたのである。ちなみにこの事件は映画にもなった。

帰還
 アポロ13号は、142時間54分41秒の任務経過後の1970(昭和45)年4月18日03:07:41(JST)(17日@797)に、太平洋に着水した。
 着水地点は西経165°22′、南緯21°38′、アメリカ領サモアの南東で、待機していた救助船USSイオージマから4マイル(6.4km)の距離だった。

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