Μ-3H
読み:ミュースリーエイチ
外語:M-3H
東京大学宇宙航空研究所(後の宇宙科学研究所(ISAS))が開発した三段式固体燃料ロケットで、ミューロケットの第2世代後期。
ロケットについて
Μ-3Cの後継で、第1段の長さを伸ばして推進剤を増やし、運搬可能なペイロード重量を増やした。それ以外の基本的な部分はΜ-3Cと同様である。
低軌道へ300kgのペイロードを運ぶことができた。
実績
3回の打ち上げ全てに成功し、次の衛星を打ち上げている。
- 1977(昭和52)年2月19日 1号機(M-3H-1) たんせい3(MS-T3) 成功 (国際標識1977-012A)
- 1978(昭和53)年2月4日 2号機(M-3H-2) きょっこう(EXOS-A) 成功 (国際標識1978-014A)
- 1978(昭和53)年9月16日 3号機(M-3H-3) じきけん(EXOS-B) 成功 (国際標識1978-87A)
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