非限流ヒューズ |
辞書:科学用語の基礎知識 電気工事編 (NPOWC) |
読み:ひ-げんりゅう-ひゅーず |
品詞:名詞 |
電力ヒューズのうち、アークに消弧ガスを吹き付け、電流零点の極間絶縁耐力を再起電圧以上に高めて回路を遮断するヒューズ。非限流形ヒューズとも。
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概要 |
限流ヒューズではないものが非限流ヒューズである。
様々なものがあるが、硼砂(ホウ砂)などからの発生ガスを利用するヒューズが多い。
特徴 |
高圧遮断器などは継電器の動作時間を含めた全遮断時間が数サイクルと長く、その間短絡電流が流れ続けるが、限流ヒューズは最初の半波で遮断される。
限流ヒューズよりはやや遅く、限流ヒューズは0.5サイクル程度であるのに対して非限流ヒューズが0.65サイクル程度となるが、それでも高圧遮断器などよりは遙かに高速に遮断を完了する。
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