電圧フリッカ |
辞書:科学用語の基礎知識 工学系技術編 (NENGI) |
読み:でんあつフリッカ |
品詞:名詞 |
一時的な過負荷において生じる、系統電圧のこまかな変動。
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概要 |
工場などで、大型電気設備の起動や停止をした際などに生じ、系統を同じくする電源の電圧が変動する現象。
大きな負荷設備が動作する際や、一時的に生じる過負荷状態では大電流が流れることで電圧低下が生じ、系統を同じくする他の設備が影響を受けることになる。
電圧低下などで蛍光灯のちらつきが見られるため、電圧フリッカ(フリッカー=ちらつき)と呼ばれている。
特徴 |
電圧フリッカによる電圧変動は、蛍光灯のちらつきだけでなく、あらゆる電気設備、例えばコンピューターの誤作動、モーター装置の動作障害などを招く。
この対策として「フリッカ補償装置」と呼ばれる、電圧フリッカでの電圧変動を抑える装置が使われることもある。
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