衝撃波 |
辞書:科学用語の基礎知識 物理学編 (NPHYS) |
読み:しょうげきは |
外語:shock wave |
品詞:名詞 |
周期的な波動の波源が媒質中を音速(マッハ数1)以上の速さ(超音速)で動いているときに発生する平面波。
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概要 |
衝撃波は、まわりの空気の圧力や密度に大きな変化を及ぼし、これによって超音速飛行をする航空機に発生する抗力の原因になる。また、また亜音速で飛行していても局部的に音速を超えるところが発生し、衝撃波を生ずる場合もある。
超音速で物体が移動するとその媒質(空気)の音速よりも速い速度で伝播するが、この速度はやがて減衰し、ソニックブームと呼ばれる爆音の音波となって周囲に拡散する。
特徴 |
発生 |
いわゆる「爆風」は衝撃波の一種で、爆発の膨張速度が音速を超えた場合には衝撃波となる。
核爆弾や、昨今では燃料気化爆弾などが衝撃波を攻撃力として用いているが、より身近な例でも、例えば水素は水素濃度4%〜75%までの間で酸素と反応すると衝撃波を伴う爆発(水素爆発)を発生させる。
衝撃 |
衝撃波を受けると、急速な圧力変化を受けることになる。
殴られたり硬いものがぶつかるようなもので、仮に鉄骨であったとしても衝撃波を直接受ければ曲がることもある。
リンク |
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