紫陽花
読み:あじさい
外語:hydrangea

 アジサイ属の落葉低木の一群。俳句では夏の季語で、花言葉は「無情」「移り気」。
目次

情報

分類
 ▼はAPG分類法における階層で、従来の階級にないもの。

旧階層
 古い分類法での階層構造は次の通り。

新エングラー分類法

クロンキスト分類法

生態
 日本では初夏、梅雨の季節に咲く。紫陽花と蝸牛(かたつむり)が、日本における「風情」の一つである。
 しかし、実は蝸牛は紫陽花の葉を食べない。食べられないのである。紫陽花は葉に青酸の元になる物質を持っており、植物の中でも特に多くを持っている。つまり有毒であり、これにより害虫から葉を守っている。

特徴
 日本でよく見られる球形になる紫陽花は、セイヨウアジサイという園芸品種である。日本原産のガクアジサイがヨーロッパで改良され、それが逆輸入されたものである。
 日本で見られる野生種としては、次のようなものがある。学名の命名者は略す。

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