白血球数
読み:はっけっきゅうすう
外語:WBC: white blood cell count
血液中や尿中に含まれる、白血球の量。血液白血球数は健康診断などにおける、免疫検査の一つ。
概要
血液白血球数の検査は、血液を採取し、血球計数器で計数される。
年齢によって正常値は異なるが、概ね次の通りである。新生児などは成人よりも白血球が多めとなっている。
尿中白血球数の検査は尿沈渣として実施され、膀胱炎、尿道炎、前立腺炎などが疑われるときに実施される。
特徴
白血球数が多すぎる場合は何らかの病気であり、また減少すると体の免疫機能が低下する。
白血球数が増加していれば、何らかの細菌感染症に罹患しているか、または虫垂炎のように内臓が炎症を起こしていることなどが疑われる。また、慢性骨髄性白血病になると白血球数は異常増加する。
白血球数が減少していれば、骨髄で血球を作る能力が低下する再生不良性貧血やエイズなどによる免疫不全、放射線被曝、栄養不良などが疑われる。また、がんや肝硬変などでも白血球数は減少が見られる。
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