梔子
読み:クチナシ
外語:japanese gentian
アカネ科の常緑低木。園芸の他、様々な用途のために栽培されている。
目次
情報
分類
旧階層
新エングラー分類法
クロンキスト分類法
生態
特徴
情報
分類
▼はAPG分類法における階層で、従来の階級にないもの。
ドメイン
:
真核生物
Eukaryota
界:
植物界
Plantae
門:
被子植物門
Angiosperm
▼: 真正双子葉類 eudicots
▼: 基幹真正双子葉類 core eudicots
▼: キク群 asterids
▼: 第1真正キク群 euasterids I
目: リンドウ目 Gentianales
科: アカネ科 Rubiaceae
属: クチナシ属 Gardenia
種: クチナシ jasminoides
旧階層
新エングラー分類法ではリンドウ目だった。クロンキスト分類法でアカネ目となったが、APG分類法では再びリンドウ目に戻されている。
新エングラー分類法
門: 被子植物門 Angiospermae
綱: 双子葉植物綱 Dicotyledoneae
亜綱: 合弁花植物亜綱 Sympetalae
目: リンドウ目 Gentianales
科: アカネ科 Rubiaceae
クロンキスト分類法
門: モクレン門 Magnoliophyta
綱: モクレン綱 Magnoliopsida
亜綱: キク亜綱 Asterdiae
目: アカネ目 Rubiales
科: アカネ科 Rubiaceae
生態
花期は初夏。6弁の白い
花
を付け、これが徐々に黄色に変わっていく。
秋に赤い実を付ける。
特徴
花はジャスミンに似た強い芳香を放ち、観賞用として広く植えられている。
実は様々な用途がある。乾燥果実は黄色の着色料になり、発酵果実は青の着色料となる。これは
クチナシ色素
として広く使われており、沢庵や和菓子を黄色に染めるために古くから使われてきた。
またこの実は山梔子という生薬としても使われており、緩下、胆汁分泌促進による黄疸の治療、鎮痛、血圧降下などの効果効能がある。
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