心臓死
読み:しんぞうし
外語:dead heart
心臓が自発的な鼓動をやめてしまった状態。
概要
目に見えて分かる死のあり方である。
心臓が止まり、血流が止まり、脳および体細胞が破壊され機能を逸し、意識を消失した状態を言うと考えられる。
古くから、これが人の死と考えられいるが、実際に心臓が止まってすぐの時点では脳も体細胞も生きており、蘇生は可能である。
特徴
定義
定義はない。
生物学的な見地からみると、心臓が止まっただけではまだ生物としては終わっていない。
とは言え、心臓の拍動が戻らない場合、救急病院に運び込まれた場合などであっても、それ以上蘇生を続けるか否かは医師の判断によるため、蘇生不能と判断された場合はそのまま生物として終焉を迎えさせられることになり、その時点を死亡確認時刻とされる。
心停止
心停止から7分程度放置すると、血流停止に伴い酸素が来なくなるので脳細胞が死んでしまう。
この時に「脳死」となり、蘇生の可能性は全くなくなる。逆に言えば、心臓が死んでも、7分程度は脳などの細胞は生きているのである。
ただし、心臓停止が1分以上続くと蘇生率は極めて低くなる。
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