心臓の下半分で、心房から流れてきた血液を肺や全身に送り出す部分。

目次 構造 特徴

構造

心臓は左右に分かれており、それぞれに心房がある。

• 右心室
• 左心室

内臓逆位ではない通常の場合、右心室には肺動脈が、左心室には大動脈が接続される。

左右の心室の間には心室中隔という壁があり、相互の交通はできないようになっている。

また、血液の逆流を防止するため、心室と心房の間には弁が存在する。

特徴

内臓逆位ではない通常の場合、次のように血液は流れる。

大静脈から右心房、三尖弁を経て右心室へ流れ込んだ血液は、肺動脈弁を経て肺に拍出される。

肺静脈から左心房、僧帽弁を経て左心室へ流れ込んだ血液は、大動脈弁を経て全身に拍出される。

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用語の所属
心臓
該当する用語
右心室
左心室
関連する器官
心室中隔
肺動脈弁
心房
肺動脈
大動脈

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