山の芋
読み:やまのいも
外語:yam
ヤマノイモ科の蔓性多年草。及び、この植物が作る芋のこと。自然薯(じねんじょ)や山芋(やまいも)とも呼ばれる。
目次
情報
分類
旧階層
新エングラー分類法
クロンキスト分類法
生態
特徴
情報
分類
▼はAPG分類法における階層で、従来の階級にないもの。
ドメイン
:
真核生物
Eukaryota
界:
植物界
Plantae
門:
被子植物門
Angiosperm
▼: 単子葉類 monocots
目: ヤマノイモ目 Dioscoreales
科: ヤマノイモ科 Dioscoreaceae
属: ヤマノイモ属 Dioscorea
種: ヤマノイモ japonica
旧階層
古い分類法での階層構造は次の通り。
新エングラー分類法
門:
被子植物門
Angiospermae
綱:
単子葉植物綱
Monocotyledoneae
目: ユリ目 Liliiflorae
科: ヤマノイモ科 Dioscoreaceae
クロンキスト分類法
門: モクレン門 Magnoliophyta
綱: ユリ綱 Liliopsida
亜綱: ユリ亜綱 Liliidae
目: ユリ目 Liliales
科: ヤマノイモ科 Dioscoreaceae
生態
支那原産。
支那
、
朝鮮
、日本に広く分布する。
特徴
山野に自生し、その塊根を食用とする。
人間だけでなく猪なども食用としていたため、山に芋掘りに出かけて、猪に襲われることも多々あった。
磨り下ろしたものを
薯蕷芋
(とろろ芋)という。
また地上部には「むかご」と呼ばれる球芽が生成され、これも食用となる。
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