寄生素子
読み:きせいそし

 半導体素子を製造する際、設計時に意図しなかった部分に生じる、素子として動作してしまう部分のこと。製造する素子の種類によっては構造上その発生を避けることができない場合もある。

概要
 設計時には想定していなかった素子なので、基本的には誤動作の原因となる。
 但し、MOSFETのソース→ドレイン間に生じるダイオードのように、存在を積極的に活用することによって部品数を減らしているケースもある。

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