塩酸ホミノベン |
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・一般薬編 (BPHARI) |
読み:えんさんホミノベン |
外語:Fominoben Hydrochloride |
品詞:名詞 |
鎮咳剤。劇薬指定。
分子式C21H24ClN3O3・HCl、分子量438.35。融点約213℃(分解)。CAS番号24600-36-0。常温常圧では白色の結晶または結晶性の粉末。無臭。
塩酸ホミノベン
咳は、脳幹の延髄にある咳中枢が、喉や気管支からの刺激を受けて起こすものである。この作用を沈めることで咳を抑える。また気管支の分泌物を増やすことで痰を薄めて痰を吐き出しやすくする作用もある。
製品例にノレプタン(日本ベーリンガーインゲルハイム)がある。
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