原子量 |
辞書:科学用語の基礎知識 原子元素・用語編 (NELEMY) |
読み:げんしりょう |
外語:atomic weight |
品詞:名詞 |
12C原子1モルの質量数を12とする基準での、元素の平均的な質量のこと。
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概要 |
天然に同位体が存在する元素は、各同位体に一定の天然存在比がある。これに基づき算出された、相対質量の平均値を原子量という。
これが元素であれば元素の原子量、分子であれば分子の原子量、という。
特徴 |
例 |
例えば、塩素分子(Cl)の場合を例とする。
相対質量34.97の塩素原子が天然に75.77%存在し、また相対質量36.97の塩素原子は天然に24.23%存在する。
そこで、(34.97×75.77÷100)+(36.97×24.23÷100)=35.45、として求まった値が原子量となる。
単位 |
原子量に単位は必要ないが、使う場合は原子説を提唱したJohn Daltonの名から「ダルトン」を使い、記号はDaを使う。
リンク |
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