動脈血酸素分圧
読み:どうみゃくけつ-さんそぶんあつ

 動脈血中の酸素分圧のことで、動脈血に含まれる酸素の量を圧力の単位で表わしたもの。動脈血酸素飽和度とは異なる。

概要
 PaO2と表記されることが多い。
 単位はTorr(mmHg)である。肺胞から動脈血に移動するときで100Torr程度となるため、PaO2は100が正常値である。
 検査における基準値は年齢により変わり80〜100Torr。これが60Torr以下になると呼吸不全の状態であると判断される。

再検索