共生星 |
辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体用語編 (USTLY) |
読み:きょうせいせい |
外語:Symbiotic binary |
品詞:名詞 |
高温度星、低温度の晩期星、および高温度星の放射により励起された広がった外層で構成される近接連星であり、激変星の一種である。アンドロメダ座Z型変光星とも。記号は「ZAND」。
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概要 |
振幅は合成光度の可視光領域で最大4等級で、不規則に変光する。
高温ガスからの輝線スペクトルと、低温度星による吸収スペクトルが同時に観測される。この連星は、高温の高密度星と、低温の巨星で構成されると考えられる。
低温度星から高温度星に向かう恒星風、あるいはロッシュローブを超えたりすることで質量移動があり、これによって高温度星の周囲に降着円盤を作っていると考えられる。
特徴 |
高温度星 |
この系の高温度星は、多くの場合白色矮星で、時に高温準矮星であることがある。
不規則な変光 |
変光が不規則なのは、低温度星から高温度星への質量移動が不規則だったり、そもそも低温度星がミラ型変光星などの脈動変光星で低温度星側の光度も変光することが多いためである。
リンク |
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