下気道 |
辞書:科学用語の基礎知識 生物学・器官名称編 (BBORGN) |
読み:かきどう |
外語:Lower respiratory tract |
品詞:名詞 |
気道のうち、気管から肺までの範囲。対して口や鼻から喉頭を上気道という。
|
概要 |
下気道は鞭毛があり、また粘膜の粘液産生細胞から粘液が分泌されていて、異物を捉え喉の方へと送り返す機能を持っている。
また肺胞にも白血球の一種である肺胞マクロファージが侵入した微生物などを貪食し、肺での感染症を防いでいる。
特徴 |
風邪(風邪症候群)は、上気道のウイルス感染症であり、肺など下気道で炎症を起こすことはない。
対して武漢肺炎ウイルス感染症(WHO名COVID-19)は下気道である肺で感染症を起こし肺炎を引き起こす病であり、風邪とは症状を異にする。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |