ロングモード |
辞書:科学用語の基礎知識 中央演算処理装置用語x86編 (IYCP86) |
読み:ロングモード |
外語:long mode |
品詞:名詞 |
x64(AMD64 ISA/Intel 64)における、64ビット環境のこと。64ビット命令を用いるためには、このモードに動作を切り換えなければならない。
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特徴 |
オペコード |
命令オペコードにおいてはREXプリフィックスの追加と、それとコードが重複するinc/dec命令(op 0x40-0x4F)の廃止が顕著である。
また汎用レジスターが64ビットとなり、更に従来の8個から16個に倍増した。
主な廃止機能 |
ロングモードでは高速化に支障があると判断された命令は、廃止されている。
fs/gs以外のセグメントのpush/popは廃止され、またpusha/popa命令等もことごとく廃止された。
call farproc(op 0x9a)とjmp flabel(op 0xea)の直接far jump/callも廃止された。64ビットセグメントへのfar callはコールゲートを経由して行なう。
仮想86モード |
ロングモードには仮想86モードが存在しないことも特筆に値する。
もしもBIOSの呼び出しやDOSプロンプトを提供する必要があるなら、それなりの方法が必要になる。
実際に、「Windows XP 64-Bit Edition」ではWin16アプリケーションに対応していない。
リンク |
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