ルナ21号
読み:ルナにじゅういちごう
外語:Luna 21
旧ソビエト連邦の月探査機。1973(昭和48)年1月8日15:55:38(JST)(@330)に打ち上げられた。
1月12日に月周回軌道に入り、1月15日に北緯25.85°、東経30.45°地点に軟着陸、ルナ17号に続く月面ローバー・ルノホート2号(Lunokhod 2)が降ろされた。
ルナ21号の目的は、月面写真の撮影、周辺光のレベル測定(月からの天文観測の可能性を調査する)、地球からのレーザーによる距離測定のためのプラットフォーム設置、太陽X線観測、局所的な磁場の計測、表面物質の物理的な性質の調査、であった。
ルノホート2号は夜間は放射性元素を用いた熱源で保温しながら4ヶ月間運用され、37kmを走行、86枚のパノラマ画像と8万枚以上のテレビ画像を送信した。6月4日に計画は完了したと報告された。
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