バレル
読み:バレル
外語:barrel
ヤードポンド法における容積の単位の一つ。「バレル」は英語で樽という意味で、主に石油の計量単位として使われている。
語源
かつて、石油の輸送には50米液量ガロンの容積がある樽が使われていた。
しかし油田から目的地までの間に蒸発や漏れにより42米液量ガロンに減ってしまうため、これを1バレル(約159リットル)としたのが始まりだと言われている。
特徴
混合単位
その他、入れるものにより樽の大きさが違ったためか、物により大きさが異なっているのも特徴。
このような単位を混合単位と呼ぶが、一般にバレルと言えば石油の約159リットルを指す。
消費量
参考までに、日本の場合、季節により異なるが、一日あたり約400万バレル(約63万キロリットル)、少ない日で約250万バレル(約40万キロリットル)の石油を消費するとされている。
日本の一日あたりの原油輸入量は約420万バレル(約67万キロリットル)であり、日本の石油備蓄量は、約250万バレルを基準として約200日分、すなわち約5億バレル(約8000万キロリットル)である。
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