ババス油
読み:ババスゆ
外語:babassu oil

 ババスの種子を圧搾等して搾りとられる植物油脂のこと。
目次

概要
 主として中南米で生産されている。
 性質の類する油に、アブラヤシの種子から得られるパーム核油がある。

特徴

化学的性質
 脂肪酸は、ラウリン酸(12:0)が約半分と多く、これにミリスチン酸(14:0)、オレイン酸(C18:1)、パルミチン酸(16:0)などが続く。

用途
 石鹸や洗剤の材料に使われている。
 ただし、石鹸などはより価格の安いココナッツ油やパーム核油などを使うものが多い。

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