カセグレン式望遠鏡 |
辞書:科学用語の基礎知識 天文学・機材編 (UASTE) |
読み:カセグレンしきぼうえんきょう |
外語:Cassegrain telescope |
品詞:名詞 |
反射望遠鏡の一つ。
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原理 |
鏡筒の底部に主鏡の凹面鏡を配し、鏡筒の入口付近に付けられた凸面鏡で再び底部方向へ反射し、主鏡の中央に空けられた穴に光を通し、鏡筒の底に配置された接眼レンズへと光を導く。
特徴 |
ニュートン式と比較して鏡筒が短く済むという利点がある。その一方で、主鏡・副鏡の精度はニュートン式よりも高いものが要求される、鏡の中心に穴を開けなければならない等、製造上の困難も多い。
基本的な設計としては、主鏡を放物面鏡、副鏡を双曲面鏡で構成する。亜種として、主鏡や副鏡の形を変えたり、補正レンズを組み込んだりしたものもあり、○○カセグレンと名乗ることが多い。
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