アポロ16号
読み:アポロじゅうろくごう
外語:Apollo 16

 アメリカの探査機。人類を月に到達させた五回目の宇宙船である。ミッション名AS-511。
目次

探査機の情報

特徴

月面到達
 アポロ16号は、人類が月面を歩き、地球に帰還するという任務を遂行した5回目の宇宙船だった。
 1972(昭和47)年4月21日に二人の宇宙飛行士、船長と月着陸船パイロットが月着陸船オライオン号で神酒の海 デカルト・クレーター北側のケイリー高原(東経15.51°、南緯8.97°)に軟着陸、月面に達した。
 コマンドサービスモジュール(CSM)と司令船パイロットは月の軌道に留まった。

月面探査
 今回の目的は高地の観測である。
 月面に71時間2分滞在し、二泊の任務となった。三度の船外活動で合計27kmを移動し、無人観測ステーションALSEPの設置や写真撮影、97kgの月の岩石を収集した。
 月着陸船は4月24日に月を離れた。

帰還
 アポロ16号は、265時間51分5秒の任務経過後の1972(昭和47)年4月28日04:45:05(JST)(27日@864)に、太平洋に着水した。
 着水地点は西経156°13′、南緯0°43′、クリスマス島の南東215マイル(344.0km)であり、待機していたUSSタイコンデローガから3マイル(4.8km)の距離だった。

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