アポロ14号
読み:アポロじゅうよんごう
外語:Apollo 14
アメリカの
月
探査機。人類を月に到達させた三回目の宇宙船である。ミッション名AS-509。
目次
探査機の情報
特徴
月面到達
月面探査
帰還
探査機の情報
打ち上げ: 1971(昭和46)年2月1日06:03:02
(JST)
(
31日
@918)
ロケット: Saturn-V
発射台: ケネディ宇宙センター 第39発射施設群 A発射台
質量: 29229kg(CSM)
搭乗員
Alan Bartlett Shepard, Jr. (船長)
Stuart Allen Roosa (司令船パイロット)
Edgar Dean Mitchell (月着陸船アンタレス号パイロット)
国際標識番号: 1971-008A
特徴
月面到達
アポロ14号は、人類が月面を歩き、地球に帰還するという任務を遂行した3回目の宇宙船だった。
1971(昭和46)年2月5日に二人の宇宙飛行士、船長と月着陸船パイロットが月着陸船アンタレス号で
嵐の海
フラ・マウロ高原(西経17.48°、南緯3.65°)に軟着陸、月面に降り立った。
コマンドサービスモジュール(CSM)と司令船パイロットは月の軌道に留まった。
なお、船長のShepardはマーキュリー3号に乗船し、アメリカ人として初の有人宇宙飛行に成功した人である。アポロ14号で念願が叶っての月着陸であった。
月面探査
今回の主要な目的はフラ・マウロ高原の地層調査と、
アポロ
月面実験パッケージALSEPの設置である。ALSEPはつまるところ地震計で、爆弾の発破やサターンVロケットの第三段の月面投擲などで地震をおこし、地震波の調査が行なわれた。またこの翌年に
直径
3mほどの隕石が落下し、これに伴う大地震を計測することにも成功している。
飛行士たちは月面に33時間31分留まり、一泊二日の任務となった。二回の船外活動で合計3kmを歩き、写真撮影、多数の月の
岩石
を収集した。月着陸船は2月6日に月を離れた。
帰還
アポロ14号は、216時間1分58秒の任務経過後の1971(昭和46)年2月10日06:05:00
(JST)
(
9日
@920)に、
太平洋
に着水した。
着水地点は西経172°39′、南緯27°1′、アメリカ領サモアの765海里(1417km)南であった。宇宙飛行士は救助船USSニューオリンズにより救助された。
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