アポロ12号 |
辞書:科学用語の基礎知識 天文学人工衛星編 (USATE) |
読み:アポロじゅうにごう |
外語:Apollo 12 |
品詞:固有名詞 |
アメリカの月探査機。人類を月に到達させた二回目の宇宙船である。ミッション名AS-507。
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探査機の情報 |
特徴 |
月面到達 |
アポロ12号は、人類が月面を歩き、地球に帰還するという任務を遂行した2回目の宇宙船だった。
1969(昭和44)年11月19日に二人の宇宙飛行士、船長と月着陸船パイロットが月着陸船イントレピッド号で嵐の大洋(西経23.42°、南緯3.04°)に軟着陸し、月面に降り立った。
コマンドサービスモジュール(CSM)と司令船パイロットは月の軌道に留まった。
月面探査 |
二人の宇宙飛行士は、月面の「海」エリアにおける科学調査を行ない、写真撮影や34.3kgの月土壌を収集などを行なった。
また月面に無人観測用装置であるアポロ月面実験パッケージALSEPの設置や、1967(昭和42)年に着陸していた無人探査機サーベイヤー3号からTVカメラと宇宙線感知板を回収したりした。
月着陸船は11月20日に月を離れた。この時、科学調査のため切り離した着陸船を月面に衝突させ、人工地震を起こした。
帰還 |
アポロ12号は、244時間36分24秒の任務経過後の1969(昭和44)年11月25日05:58:24(JST)(24日@915)に、太平洋に着水した。
着水地点は西経165°9′、南緯15°47′、アメリカ領サモア沖で、待機していた救助船USSホーネットから4.3マイル(6.9km)の距離だった。
リンク |
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