アポロ10号 |
辞書:科学用語の基礎知識 天文学人工衛星編 (USATE) |
読み:アポロじゅうごう |
外語:Apollo 10 |
品詞:固有名詞 |
アメリカの月探査機の有人実験船。ミッション名AS-505。
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探査機の情報 |
特徴 |
目的 |
この宇宙船は、月の軌道に乗せる2番目、そして月に向かうための最初のアポロであり、かつ本番の一つ前の最終試験であった。
アポロ10号の主要目的は、人員を配置しての任務、宇宙船、任務サポート設備、および月と地球の間および月の環境においてLM性能を評価することだった。
アポロ11号のための完全な「予行演習」であり、実際の月着陸を除いた全てのオペレーションが実行された。
構成 |
アポロ宇宙船はコマンドサービスモジュール(CSM-106、チャーリーブラウン)、および月着陸船(LM-4、スヌーピー)で構成されていた。
経緯 |
船長Thomas P. StaffordとEugene A. Cernanが月着陸船に乗り込み、月軌道上を周回し、静かの海の月面から14,447mまで接近した。
司令船に戻る際にスイッチの設定ミスを犯し月着陸船は激しい揺れに見舞われたが、二人の宇宙飛行士の見事な操縦により大惨事を免れた。
帰還 |
アポロ10号は192時間3分23秒の任務経過後、1969(昭和44)年5月27日01:52:23(JST)(26日@744)に、大西洋に着水した。
着水地点は西経164°39′、南緯15°2′、アメリカ領サモアの400マイル(640.0km)東で、待機していた救助船USSプリンストンより5.5kmの地点だった。
リンク |
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