おうし座RV型変光星
読み:おうしざ-あーるぶいがたへんこうせい
スペクトル型が最大光でF〜G、最小でK〜Mで、超巨星が放射状に脈動する脈動変光星。記号は「RV」。
概要
一周期中で、深い極小(主極小)と浅い極小(副極小)を交互に繰り返すという、食変光星に似た高度変化をする。
食変光星と違い、主極小と副極小が時々入れ替わることがある。
周期(主極小から次の主極小)は30〜150日程度で、変光範囲は可視光領域で3〜4等級にもなることがある。
特徴
変光星総合カタログ(General Catalogue of Variable Stars; GCVS)では、二種類に細分類している。
- RVA ‐ 平均強度が変化しない。プロトタイプはヘルクレス座AC星である。
- RVB ‐ 周期は600〜1500日、振幅は可視光領域で2等級の範囲で周期的に平均強度が変化する。プロトタイプははくちょう座DF星、おうし座RV星である。
再検索