ecomyca
読み:えこまいか
外語:ecomyca
富山地方鉄道
が発行する
非接触ICカード
の愛称。JRの
Suica
などと同様に、ソニーが開発した
FeliCa
システムを採用している。
目次
仕様
概要
特徴
販売額
複数人精算
割引運賃
定期券
仕様
導入: 2010(平成22)年3月14日
カードタイプ: Cタイプ (
FeliCa
)
カード規格: 独自規格
ID番号: TC ([T]oyama [C]hitetsu)
導入エリア:
富山地方鉄道
利用者数: 10万枚以上 (2014(平成26)年)
相互利用: 予定なし
運賃支払い機能
プリペイド方式によるSF機能 (上限2万円)
定期券機能
カード種別
ecomycaプリペイド券 (無記名式、記名式) SF機能
ecomyca定期券 (記名式) SF機能+定期券機能
デポジット: 500円
会費等: 無料
紛失時: 記名式のみ再発行可能 (再発行手数料500円)
電子マネー機能: なし
その他サービス: なし
概要
富山地方鉄道が、2010(平成22)年3月14日に富山軌道線(市内電車)で導入した。
2011(平成23)年3月5日より路線バスも対応し、2012(平成24)年3月17日からは鉄道線(本線、立山線、不二越・上滝線)にも導入された。
現在、富山地方鉄道の以下のエリアで利用できる。
富山軌道線全線 (市内電車・環状線)
路線バス全線 (富山地鉄北斗バス路線を含む)
鉄道全線 (本線、立山線、不二越・上滝線)
また、以下
passca
カードエリアでも相互利用できる。但し運賃割引は適用されない。
まいどはやバス
特徴
販売額
ecomycaは、取扱窓口、富山軌道線、路線バス、鉄道線の各車内で販売されている(窓口以外では無記名式のみ)。
ecomycaは2000円で販売されている。うち500円がデポジットで、最初は1500円分が利用可能額となる。
ecomycaはチャージ時のプレミアム額は存在しないが、代わりに運賃精算時の割引が存在する。
複数人精算
富山軌道線のみ複数人での精算が可能。
路線バスと鉄道線は1人のみ精算が可能で、複数人精算はできない。いずれも距離制の可変運賃のため、キセルを防止するためと思われる。
割引運賃
精算時、富山軌道線(市内電車・環状線)、鉄道線、路線バスは各々所定運賃の10%割引となる(10円未満は四捨五入)。
路線バスでは当初、特別に15%の割引運賃が実施されていたが、こちらも現在では割引運賃は10%である。また、障がい者カード、障がい者介護カード、障がい者小児カードなどはそれ自体が割り引きカードとなるため重複割引はない。
富山軌道線では、指定停留場において30分以内に既存線と環状線を乗り継いだ場合に2回目の乗車が無料になる乗り継ぎ割引がある。
同じく富山軌道線では「オート1dayサービス」というサービスがあり、同一日の運賃精算は3回乗車目までとなり、4回目以降の運賃は原則として無料となる(複数人精算の場合、割引は1人のみ)。
定期券
カード仕様上は、1枚のecomycaに最大5種類の定期券を搭載できる。
かつて合併前の富山ライトレール(ポートラム)についても、ecomyca定期券に、定期券の通用期間が同一の場合に限りpasscaエリアである富山ライトレール(ポートラム)およびフィーダーバスの定期券が搭載できたが、逆にpasscaには富山地方鉄道の路線バスや鉄道線の定期券は搭載できなかった。
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