OKICA |
辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道編 (RAIL) |
読み:オキカ |
外語:OKICA |
品詞:商品名 |
沖縄県の鉄道やバスのICカード乗車券の愛称。
|
仕様 |
概要 |
沖縄ICカード株式会社が発行し、沖縄都市モノレール(ゆいレール)と、県内のバス会社4社(琉球バス交通、沖縄バス、那覇バス、東陽バス)で導入されたICカード乗車券である。
2014(平成26)年10月20日から「ゆいレール」で先行導入され、2015(平成27)年4月からバスでも利用可能となった。
ゆいレールでは、既存のプリペイド式磁気カードと交換で導入され、さらに従来の磁気券を廃止して紙のQR券に移行した。
特徴 |
利用可能地域 |
販売額 |
カードは以下の額面で販売される。このうち500円がデポジットであるため、利用可能額は500円ぶん少ない。
券売機や、バス・モノレール窓口で購入できる。
マスコットキャラクター |
OKICAとしてのマスコットキャラクターは設定されていないが、あとから沖縄観光コンベンションビューローの公式キャラクターであり沖縄推進大使であるゆるキャラ「花笠マハエ」と「マハ朗君」が採用された。
カードの初期デザインは沖縄の名所や乗り物をあしらった派手なものだったが、定期券の印刷スペースを設けるためシンプルなデザインに変更し2018(平成30)年6月1日から発売開始となったものは太陽の表面で「花笠マハエ」と「マハ朗君」が遊ぶ姿が描かれている。
そのほか、「花笠マハエのフィギュア」の底部にOKICAのICチップを導入した「フィギュア付OKICA『花笠マハエ』」なる奇抜な商品が数量限定で販売された(販売価格2000円、デポジットはなく、初期SFチャージ額は500円)。フィギュア型ICカードはかつてEdyがよく販売しており、海外事情をみれば確かに様々な形状のICカードはあるが、日本の交通系ICカードでは非常に珍しいといえる。ただその形状ゆえ、当然定期券機能は付けられず、小児用OKICAを含む記名OKICAにもできない、いわゆるコレクションアイテムであると思われるが、このようなすぐ壊れそうなものを実際に実用的に利用している人が果たして存在するのかは不明である。
電子マネー |
2020(令和2)年10月頃より電子マネーに対応の予定。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |