長崎スマートカード
読み:ながさき-スマートカード
長崎県のバス・路面電車・私鉄で使われていた
ICカード乗車券
の愛称。ソニーが開発した
FeliCa
システムを採用していた。
目次
仕様
概要
特徴
利用可能地域
利用不可地域
販売額
特典
プレミアム
乗継割引
ポイント
電子マネー
仕様
導入: 2002(平成14)年1月21日
廃止: 2020(令和2)年夏頃予定
カードタイプ: Cタイプ (
FeliCa
)
カード規格: 独自規格
ID番号: 不明
導入エリア: 長崎県のバス・路面電車・私鉄
利用者数: 約32万枚 (2005(平成17)年12月)
相互利用: 未定
運賃支払い機能
プリペイド方式によるSF機能 (上限3万円)
定期券機能
カード種別
プリペイド券 (無記名式) SF機能
定期券 (記名式) SF機能+定期券機能
デポジット: 無料
会費等: 無料
紛失時: 不明
電子マネー機能: なし
その他サービス: なし
概要
長崎県内のバス及び鉄軌道事業者で共通利用可能なICカード乗車券だった。
日本初の共通ICバスカードとされている。開発は小田原機器。
経年劣化もあり、システムの更新として、この長崎スマートカードは廃止されることになった。長崎バスおよびグループは「エヌタスTカード」を新規導入、それ以外の社局はnagasaki nimocaを採用した。
特徴
利用可能地域
以下の事業者の路面電車および路線バスで利用できる。
西肥バス
佐世保市営バス
島鉄バス
長崎県営バス
長崎バス
長崎電気軌道
さいかい交通
松浦鉄道
長崎県央バス
させぼバス
高速バスやコミュニティバスで利用できるのは次の範囲となる。
高速バス
長崎〜長崎空港(リムジンバス)
長崎〜佐世保線
長崎〜諫早(高速シャトルバス)
長崎〜大村(高速シャトルバス)
長崎市コミュニティバス
琴海尾戸線
三和線
香焼三和線
伊王島線
利用不可地域
利用可能範囲は今後増える可能性があるが、以下は現時点では利用できない。
夜行高速乗合バス(京都・名古屋)
昼行高速乗合バス(大分線)
野母崎町コミュニティバス
池島線・松島線・外海町コミュニティバス(さいかい交通)
販売額
3,000円で販売されている。デポジットは無料であるため、全額が利用可能である。
購入時およびチャージ時に、10%のプレミアム額が追加される。
特典
プレミアム
共通カードではあるが、10%のプレミアム額が存在する。
更に、積み増し(チャージ)時、購入または前回積み増しからの利用運賃額に対して1%のポイントが付加される。
乗継割引
30分以内に同じバス停から同じ事業者のバスに乗り継いだ場合、1日2回までの乗り継ぎ割引が適用される。
割引額は、1度目と2度目の乗車運賃額の合計の5%(10円単位に四捨五入)で、これが2度目の乗車運賃から割引かれる。
ポイント
利用した運賃に対して1%のポイントが付く。
前回のチャージ(または新規購入)から、今回のチャージまでの間の運賃額に1%を乗じたポイントがつき、10円単位の額について、チャージの際に同時に還元される。10円に満たない分については次回に持ち越される。
電子マネー
電子マネーには対応していない。
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