犬吠駅
読み:いぬぼう-えき
外語:Inuboh station
銚子電気鉄道
・
銚子電気鉄道線
の
駅
の一つ。起点から9番目の駅である。
目次
概要
基本情報
略史
特徴
駅舎
売店等
犬吠埼
しあわせ三像
駅の周辺
主要観光地
地球の丸く見える丘展望館
周辺の駅
概要
基本情報
所在地
:
千葉県
銚子市犬吠埼9595-1
電話: 0479-25-1106
構造: 1面1線、地上駅
特徴: 有人駅、ポルトガルの城風駅舎
改札口
: なし
サイバネコード
: 0-8C0D
略史
1913(大正2)年12月28日: 銚子遊覧鉄道 犬吠駅 開業
1917(大正6)年11月20日: 廃止
1923(大正12)年7月5日: 再開
1935(昭和10)年8月14日: 燈台前駅 臨時で開設
1942(昭和17)年: 元の犬吠駅が廃止、燈台前駅が犬吠駅に改名
1990(平成2)年12月: 新駅舎(ポルトガル風)竣工
1995(平成7)年9月19日: 「ぬれ煎餅」の売店を開業、実演販売開始(赤字補填の為)
1997(平成9)年10月14日: 第1回「
関東の駅百選
」に選定
2001(平成13)年10月14日: 第1回「
関東の駅百選・新スタンプラリー
」に選定
2007(平成19)年8月4日: 「貧乏がイヌ」像 設置
2017(平成29)年6月24日: 「たい焼屋」開業
特徴
駅舎
駅は1990(平成2)年に改築され、駅前にイベント広場を有する、「ポルトガル風」の近代的な駅舎となった。同様にホームもポルトガル風で、しゃれた造りとなっている。
好評を博し、第1回(1997(平成9)年度)鉄道の日「
関東の駅百選
」の選定26駅の一つに選定され、更に第1回(2001(平成13)年)「
関東の駅百選・新スタンプラリー
」の選定25駅にも選ばれた。
売店等
駅舎内には売店があり、人気の「ぬれ煎餅」などが販売されている。季節によっては「魚めん入りつみれ汁」なども販売されている。
2017(平成29)年6月24日には、観音駅から「たい焼屋」が移転しリニューアルオープンした。
広場の横には、廃車となったデハ501と、相模鉄道モニ2022を利用した喫茶店、福祉喫茶「かふぇ・ど・えがお」があり、障害者が休日などに営業しているとされる。
犬吠埼
観光地として有名な岬「犬吠埼」がある。
大晦日
から元旦に掛けて、毎年深夜運転が実施されるが、列車は銚子駅とこの犬吠駅の間を往復する(外川駅まで行かない)。
しあわせ三像
2007(平成19)年8月4日に除幕・入魂の儀が行なわれたうち「貧乏がイヌ」像が設置されている。
駅の周辺
主要観光地
犬吠という地名は義経伝説にちなむ。なお、犬吠埼は地元では「いぬぼうさき」と呼ばれ、ざきと濁らない。
周辺は住宅街とキャベツ畑であるが、満願寺という大きな寺がある影響か、銚子電鉄の駅としては例外的に周囲は開けており、ホテルや旅館、飲食店なども多くある。
巡礼の寺 満願寺
犬吠埼灯台
犬吠埼灯台下海岸 (国指定天然記念物「白亜紀浅海堆積物」、1億2000万年前の地層)
犬吠埼マリンパーク (〒288-0012 千葉県銚子市犬吠埼9575-1)
犬吠埼温泉 (塩化物泉、温泉旅館あり)
地球の丸く見える丘展望館 (〒288-0001 千葉県銚子市天王台1421-1)
日比友愛の碑 (展望館敷地内)
竹下夢二 句碑 (展望館敷地内)
東映映画オープニング映像の岩「荒磯に波」(犬吠埼灯台の周辺)
これを著している現時点では、銚子電鉄が販売している一日乗車券「弧廻手形」には、地球の丸く見える丘展望館の一割割引券が付いている。
地球の丸く見える丘展望館
最近は犬吠駅ではぬれ煎餅がすぐ完売してしまい、その時には「地球の丸く見える丘展望館」を案内される。
駅から徒歩15分と距離があるが、本当に地球が丸く見えるため好評であるらしい。
周辺の駅
銚子電気鉄道 銚子電気鉄道線
(起点側)
君ヶ浜駅
‐
犬吠駅
‐
外川駅
(終点側)
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