東海
読み:とうかい
外語:To^kai
東京と静岡の在来線を結んでいた電車特急の名称。
概要
1955(昭和30)年に、東京と名古屋を結ぶ準急として運転開始。
1996(平成8)年に特急に格上げされ、この時に区間が東京と静岡になった。373系電車が使用されていた。
東海道新幹線開業後は、完全に新幹線と競合する特急となったものの、補完輸送として運用が続けられていた。しかし利用者の減少もあり、2007(平成19)年3月のダイヤ改正で、ひっそりと廃止された。
特徴
編成
373系の6両編成だった。指定席2両、自由席4両で、それぞれに喫煙席が1両ずつ設けられていた。
グリーン車がなく、全てが普通車の特急である。
特急料金
特急なので、特急料金が必要である。
一部、新幹線と競合する区間については、自由席の特急料金が新幹線を超えないように調整されていた。
停車駅
廃止時点での停車駅。停車駅は、上り列車・下り列車とも同じ。
- 東京駅
- 品川駅
- 川崎駅
- 横浜駅
- 大船駅
- 平塚駅
- 小田原駅
- 湯河原駅
- 熱海駅
- 三島駅
- 沼津駅
- 富士駅
- 清水駅
- 静岡駅
新幹線が止まらない主要駅にも止まることで、乗り換え無しでのアクセスを売りとしていた。
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