安全側線
読み:あんぜんそくせん
線路合流点にある信号機の停止信号を列車が無視して通過しても、列車同士の衝突事故が起きないようにするため設置される線路。
信号機が停止信号を現示しているときに、その先のポイントが安全側線側に向くことによって、列車同士の衝突を防ぐという仕組みになっている。
単線駅では列車の同時進入が原則として禁止されているが、単線駅であっても安全側線が設置されている駅では、これが認められている。
かつては安全側線の設置が半ば義務化されていたが、安全側線に突っ込んだところで、何らかの事故は避けられないため、最近では保安装置の改良など、別の方式で安全を確保していることが多い。
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