体質改善工事
読み:たいしつかいぜんこうじ

 JR西日本が行なっている、車両の延命工事。
 JR西日本の試算によると、現在の車両保有数を車両新造数で単純に割り算すると、1両を平均40年以上使用する必要があるが、通常は車両の寿命は20〜30年程度とされている。そこで、車両の寿命を40年以上とするため、古い車両を対象に順次行なっている工事。
 主に腐食部分をアルミなどの腐食しない新材料に取り替えたり、車体構造を根本的に考え直して腐食しないように変更したりすることが主である。また、アコモデーション改造なども同時に行なわれることもあり、新型車で開発した技術も積極的に導入している。
 従来同社が行なっていた "N40延命工事" を発展させたものである。

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