ムーンライトながら
読み:ムーンライトながら
外語:Moonlight Nagara
JRの夜行快速列車の一つで、東京〜大垣間を走る。
目次
情報
起点・終点
路線
所属
特徴
諸々
時間
運賃
座席指定
停車駅
上り
下り
主な車両
その他の情報
救済臨
治安
毎夜運行廃止
情報
起点・終点
起点: 東京
経由: 熱海、豊橋
終点: 大垣
路線
東海道本線
(東京〜熱海〜大垣)
所属
JR東日本
(東京〜熱海)
JR東海
(熱海〜大垣)
特徴
諸々
無名の
夜行列車
、通称「
大垣夜行
」の後継として登場した。
「ながら」とは長良川の長良が語源で、長良川の鵜飼いがヘッドマークに採用されている。
毎日一日一往復している。
快速列車
だが、車両は特急列車用が使われている。
座席の大半は二人掛けのリクライニングシートであり、この他に四人掛けのセミコンパートメント席がある。
以前は喫煙車両が存在したが、2007(平成19)年3月18日以降は廃止、全車禁煙となった。
時間
上りは、大垣駅4番線より23:19発、東京駅翌朝5:05着である。
下りは、東京駅9番線より23:10発、大垣駅翌朝6:52着である。
運賃
快速列車なので、通常の乗車券、あるいは
青春18きっぷ
などで乗ることができる。
指定席の区間で乗車する場合は、追加で
指定席券
が必要である。
座席指定
変則的な座席指定がされており、指定席券の取り方には注意を要する。
上りは大垣〜東京間全席指定である。以前は熱海〜東京が一部指定だったが、無くなった。
下りは東京〜豊橋間全席指定、豊橋〜名古屋〜大垣間全席自由である。なお、名古屋で7〜9号車が切り離される。
停車駅
上りと下りで、停車駅が若干異なる。また到着時間を遅らせるため、途中駅で長く停車する。
上り
停車全駅は次のとおり。停車時間が長い駅では、着時間も記載した。
大垣(23:19発)
名古屋(23:49着、23:55発)
大府(00:08発)
豊橋(00:47発)
浜松(01:14着、01:19発)
静岡(02:19発)
沼津(03:02着、03:19発)
熱海(03:37発)
横浜
(04:40着)
品川(04:57着)
東京
(05:05着)
下り
停車全駅は次のとおり。静岡以西は着時間を記載した。
東京(23:10発)
品川(23:18発)
横浜(23:36発)
小田原(00:31発)
熱海(00:51発)
静岡(01:49着、02:09発)
浜松(03:09着、03:33発)
豊橋(04:00着、04:53発)
名古屋(06:06着、06:13)
大垣(06:52着)
主な車両
373系
本来は特急用車両であるため、乗り心地が良いと言われている。
その他の情報
救済臨
夏休みなどの混雑時には、かつての救済臨のダイヤを利用した臨時列車のムーンライトながら91号(下り)と92号(上り)が運行される。
こちらは183系または189系が利用されることが多いようである。
91号は、品川始発であることに注意を要する。座席指定は91号は品川〜大垣間、92号は大垣〜東京間の全区間で設定されている。
ムーンライトながら91号は豊橋で「ながら」を追い越すダイヤとなっている。一方、92号は上り「ながら」より先に大垣を発車するが、豊橋で「ながら」に追い越される。
治安
運行距離が長く深夜に移動できる為、
青春18きっぷ
の利用者によく利用されるが、スリなどが多発しているという報告もある。
毎夜運行廃止
2008(平成20)年9月1日、2008(平成20)年度内で毎夜運行を廃止し、臨時化する計画であることが報じられた。
利便性では新幹線や飛行機、値段では深夜バスに押され、ブルートレインなどの長距離夜行列車は次々と廃止されて来たが、ながら毎夜運行廃止も同様の理由であるとされている。
計画では、盆や
正月
など(コミケに向かう)乗客が多い時期に、臨時列車として走らせる方向であるとされている。
再検索