ドクターイエロー
読み:ドクターイエロー
外語:Doctor Yellow

 新幹線の "電気・軌道総合試験車" の愛称。名前の由来は、車体が黄色いことから。
 7両編成がJR東海JR西日本に1本ずつ、JR東日本に2本あり、JR東海とJR西日本の車両は922形を名乗っており、JR東日本の車両は925形を名乗っていた。
 
 
 車両性能は0系または200系に準じており、10日に1回の割合で営業時間帯に営業列車と同じ速度で走り、軌道の狂いや架線の高さ、摩耗状態などのデータを自動的に収集する。このデータはCOSMOSシステムやSMISシステムに送られて解析され、今後のメンテナンス計画が策定される。
 JR東海所有の車両は、700系と同等の性能を持つ車両が既に完成し、現在試運転を行なっている。これに伴い、現在使われている旧型車両は間もなく見納めとなる。
 また、JR東日本所有の車両も、E3系ベースの新型車両 "East-i" に置き換えられ、旧型のドクターイエローは廃車となった。

再検索