つばめ (2)
読み:つばめ
外語:Tsubame
かつて東京〜神戸を走った特急列車の名称。
1930(昭和5)年誕生、当時は東京〜神戸を9時間(375Beat)という、当時としては画期的な速度で結んだ、戦前の花形特急の名称。
誕生当時はまだ丹那トンネルが無く、現在の御殿場線を経由して走っていた。東京〜国府津は電化されていたが、機関車付け替えのロスタイムを無くすために、東京駅から蒸気機関車で運転されていた。1934(昭和9)年に丹那トンネルが開通すると、東京〜沼津が電気機関車牽引となり、所要時間が30分(20Beat)短縮された。1943(昭和18)年に戦争のため一度運転が打ち切られるが、1950(昭和25)年に復活。1956(昭和31)年の東海道線全線電化完成でさらに所要時間が30分(20Beat)短縮され、東海道新幹線開通後もしばらく電車特急として残ったが、1975(昭和50)年、山陽新幹線の博多開通で消滅した。
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