いばっピ
読み:いばっピ
外語:ibappi

 茨城交通ICカード乗車券の愛称。ソニーが開発したFeliCaシステムを採用している。
目次

仕様

概要
 茨城交通のバスカードとして登場した。斬新なカード名称は2014(平成26)年11月から公募され、2015(平成27)年5月13日に発表された。4,177件の応募があり、選定理由として次が挙げられている。
 カードは2015(平成27)年11月25日に先行発売され、2015(平成27)年12月1日から利用が開始された。
 ICカード導入に伴い、従来の回数券は開始前日の2015(平成27)年11月30日で販売終了となった。回数券の利用・払戻し期限は2016(平成28)年6月30日までである。
 定期券(65歳以上対象の茨交漫遊パス等を含む)も、2016(平成28)年2月27日から「いばっピ」へと移行した。

特徴

利用可能地域
 バスであっても、以下は使用できない。

販売額
 不明。

チャージ

プレミアム額
 チャージ時のプレミアム額はないが、次の割引が自動的に適用される(1円未満は切り上げ)。

乗継割引
 前回の降車から60分以内に次の乗車をすると、大人50円、小児および障害者で30円の乗り継ぎ割引が適用される。
 利用者割引・平日昼間割引・乗継割引が全て適用された場合、最大で33.5%の割引運賃となる。

電子マネー
 将来的には電子マネー機能が計画されているとのことである。

有効期限
 最後の利用日から10年間。

補足
 「いばっピ」のカード内情報は全て暗号化されている。有料無料問わず広く配布されている各種カードビューアーアプリを使っても読み取ることができず、このためアプリでは残額確認もできない。
 将来的に、同じみちのりホールディングス傘下で、現在は茨城交通に吸収合併された旧日立電鉄交通サービスの「でんてつハイカード」と共通化しSuica機能を持たせる計画が発表されているため、何かしら「いばっピ」の仕様変更がなされる可能性がある。

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