速度照査
読み:そくどしょうさ

 その時々で列車の速度をチェックすること。または、そのためのシステム装置の呼び名。
 大きく分けて、地上演算式と車上演算式に分かれる。どちらも2つの地上子を使うことになるが、方法は違う。
 地上演算式は、列車から見て遠い地上子が非常ブレーキ信号を出しているが、列車から見て近い地上子を列車が通過後一定時間が経過すると、この非常ブレーキ信号が解除されるもの。
 一方、車上演算式は、2つの地上子間を通過する時間を列車上のタイマーで計測し、速度超過の場合は自動的にブレーキをかけるもの。
 多くの路線で、ATS の一機能として行なわれている。

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