2000系 (JR四国)
読み:にせんけい
外語:Series 2000
JR四国が製造した制御振り子特急気動車。JR四国の他、土佐くろしお鉄道に在籍する。1989(平成元)年に試作車(TSE)が、1990(平成2)年に量産車が運転開始。貫通型と非貫通型の2種類が存在する。
それまで使われていたキハ181系やキハ185系の置き換え用として投入された、世界初の制御振り子搭載気動車であり、カーブの多い四国路線でのスピードアップに貢献している。また1990(平成2)年に鉄道友の会ローレル賞と日本機械学会賞、通産省グッドデザイン賞を受賞している。
試作車のTSEという名称は "Trans Shikoku Experimental" の略である。量産車と一目でわかる外見の違いがあるが、このTSEも量産車と混じって使われている。
電化区間の少ないJR四国内において主力特急列車であり、一部の閑散路線を除いた全ての区間で運用されている。
2000(平成12)年より、車体全体にアンパンマンのイラストを描いた "アンパンマン列車" が土讃線特急の一部で運行され、また2001(平成13)年より別バージョンが予讃線特急にも投入されている。
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