片町線貨物支線 |
辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道地理・近畿編 (RGEOK) |
読み:かたまちせん-かもつしせん |
品詞:固有名詞 |
片町線のうち、貨物線用の支線。通称は城東貨物線。既に廃線、あるいは旅客線転用のために貨客両用の路線に変更されている区間も多く、残存距離は短い。
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概要 |
現存するのは、次の2区間である。
貨物線としては単線・非電化で、旅客線化時に複線化・電化されるという流れがある。旅客線化されない貨物線は単線のままではあるが、これらも電化の流れらしい。
上の1が前者で、上の2が後者である。
特徴 |
過去の路線 |
現在は「おおさか東線」として旅客線化する工事が進められている。供用されれば鉄道の幹線となり、貨物支線ではなくなる。
おおさか東線の幹線となった
廃線
廃線
廃線
廃線
かつて、上の4と5にはクロスがあった。
廃線跡 |
1982(昭和57)年に淀川貨物駅から城東貨物線までが廃止された。これに伴い、旧国鉄淀川連絡線跡地の約3.5haは、1991(平成3)年3月〜1994(平成6)年3月にかけて、大阪市が日本国有鉄道清算事業団から取得した。
このうち約2.0haは、建設局が将来の道路予定地として先行取得したものだが、大阪市の財政赤字から、近いうちに道路整備に着手される見込みは無い。
このため長く未使用の更地、駐輪場、あるいは市内からかっぱらってきた放置自転車の保管所などとして土地利用された。また、道路予定地としての取得目的を踏まえた利用として、2008(平成20)年1月には暫定的な時間貸し駐車場としても利用されている。
かりにここを道路化する場合、淀川貨物駅部分は往復4車線程度が可能。脇には2車線+1車線があるため、すべて合わせて6車線ないし広い歩道+中央分離帯付き4車線、ということになるのだろう。商店街に交差点はもう作れないと思われるので、このあたりはトンネルか高架になるのかもしれない。
リンク |
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