北総鉄道
読み:ほくそうてつどう
外語:Hokuso-Railway
東京都から千葉県に掛けて営業している鉄道事業者の一つ。京成グループの会社である。
パスネット
および
PASMO
に加盟している。
目次
概要
基本情報
沿革
特徴
路線
相互乗り入れ
C-Flyer
補足
由来
その後
概要
基本情報
商号: 北総鉄道株式会社 Hokuso-Railway Co.,Ltd.
本社:
千葉県
鎌ヶ谷市新鎌ヶ谷四丁目2番3号
設立: 1972(昭和47)年5月10日
資本金
: 249億円 (2011(平成23)年7月1日現在)
代表者: 代表取締役社長 笠井孝悦 (2011(平成23)年7月1日現在)
従業員: 313名(男性301名・女性12名)
沿革
1972(昭和47)年5月10日: 北総開発鉄道設立
1979(昭和54)年3月9日: 北総I期線(北初富〜小室)開業
1982(昭和57)年5月: 空港アクセス鉄道計画
1984(昭和59)年3月19日: 住宅・都市整備公団千葉ニュータウン線開業
1991(平成3)年3月31日: 北総II期線(京成高砂〜新鎌ヶ谷)開業
1992(平成4)年7月8日: 松戸直通運転の廃止
1993(平成5)年4月1日: 急行運転の開始
1995(平成7)年4月1日: 印西牧の原駅開業
1998(平成10)年3月14日: JR武蔵野線東松戸駅開業
1999(平成11)年11月25日: 東武野田線新鎌ヶ谷駅開業
2000(平成12)年7月22日: 印旛日本医大駅開業
2001(平成13)年9月15日: 特急運転の開始
2004(平成16)年7月1日: 北総開発鉄道を現・北総鉄道に改称
2007(平成19)年3月18日:
PASMO
導入
2013(平成25)年3月23日:
交通系ICカード全国相互利用
開始
特徴
路線
2012(平成24)年現在、
北総線
は次のような構成となっている。
北総線(第一種鉄道事業): 京成高砂駅〜小室駅(19.8km、12駅)
北総線(第二種鉄道事業): 小室駅〜印旛日本医大駅(12.5km、3駅) 第三種鉄道事業者は
千葉ニュータウン鉄道
相互乗り入れ
京成高砂駅から京成、
都営浅草線
、京急へと
相互乗り入れ
をしている。
早朝や深夜を除いて線内折り返し列車は無く、印旛日本医大と都営浅草線方面とを結ぶ列車ばかりである。
C-Flyer
千葉ニュータウン鉄道が所有している「
C-Flyer
」の管理を行なっている。
補足
由来
2012(平成24)年現在、京成高砂〜小室の総営業キロ19.8kmを営業している、京成電鉄が筆頭株主となる京成グループの鉄道事業者である。
千葉ニュータウンの開発のために作られた鉄道であり、この鉄道の歴史は千葉ニュータウンの歴史そのものでもある。
当初は京成グループ主体で建設された鉄道であったが、京成グループの経営悪化を受けて千葉県や公団の出資で
第三セクター鉄道
となった。
営業利益は出しているものの建設に伴う借入金の額が膨大すぎ、毎年順調に損失を増やす債務超過状態である。
その後
出資者だった当時の
都市基盤整備公団
(宅地開発公団→住宅・都市整備公団→
都市基盤整備公団
→独立行政法人都市再生機構)が鉄道事業から撤退した。
残された鉄道施設や車両を運営するために
千葉ニュータウン鉄道
が設立され、千葉ニュータウン鉄道所有の小室駅〜印旛日本医大駅に
第二種鉄道事業者
として乗り入れるという運営形態となった。
そして、これらの区間を「
北総線
」として営業している。
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