くまモンのIC CARD
読み:くまモン-の-あいしーカード
熊本県の交通事業者で使える
ICカード乗車券
の愛称。正式名称は「熊本地域振興ICカード」と言うらしい。ソニーが開発した
FeliCa
システムを採用している。
目次
仕様
概要
目的
沿革
特徴
利用可能地域
販売額
チャージ
オートチャージ
手動チャージ
特典
プレミアム
ポイント
電子マネー
決済音
デビュー記念カード
仕様
導入: 2015(平成27)年4月1日
カードタイプ: Cタイプ (
FeliCa
)
カード規格: 独自規格
ID番号: 不明
導入エリア: 九州産交バス、産交バス、熊本都市バス、熊本バス、熊本電気鉄道(バス・鉄道)
利用者数: (不明)
相互利用: でんでんnimoca(熊本市交通局)
運賃支払い機能
プリペイド方式によるSF機能 (上限2万円)
定期券機能
カード種別
プリペイド券 (無記名式) SF機能
定期券 (記名式) SF機能+定期券機能
デポジット: 500円
会費等: 無料
紛失時: 記名式のみ再発行可能 (再発行手数料は税別500円)
電子マネー機能: あり
その他サービス: なし
概要
目的
県内交通事業者が導入している磁気式
プリペイドカード
「TO熊カード」の更新に合わせ、ICカード化された。電子マネーにも対応している。
当初は市交通局も参画予定だったが、市交通局は「でんでんnimoca」に浮気したため参画していない。ただ、「でんでんnimoca」とは相互利用をする予定である。
沿革
2015(平成27)年4月1日: 導入
2015(平成27)年8月7日: 熊本市交通局(でんでんnimoca圏)での片道利用開始
今後の予定
2016(平成28)年3月23日:
交通系ICカード全国相互利用
を片方向受け入れ予定、また熊本市交通局(でんでんnimoca圏)との相互利用開始
2016(平成28)年3月頃: 障害者・高齢者用カード「さくらカード」をIC化し、くまモンのIC CARDを採用
特徴
利用可能地域
以下の事業者の路面電車および路線バスで利用できる。
九州産交バス
産交バス
熊本バス
熊本都市バス
熊本電気鉄道(バス・鉄道)
市電 (熊本市交通局)
市電は片道利用であるため、交通局では、くまモンのIC CARDの販売(定期券等を含む)は実施しない。また市電や市電とバスの乗り継ぎ割引にも対応しない。
販売額
2,000円で販売されている。うち500円がデポジットである。
プレミアム額は存在しないため、購入時点では1500円が利用可能額となる。
チャージ
オートチャージ
クレジットカード(日専連ファイナンスまたは肥銀カード)と紐付けしている大人用の記名式カードに限り、オートチャージが可能である。
オートチャージ額は1000円から2万円まで1000円単位で選択可能。車載器または商業加盟店の端末にタッチするだけでチャージが可能。
手動チャージ
また以下の場所でチャージができる。
バス、鉄道の車内
カード販売窓口
一部の商業加盟店
バスでチャージする場合、必ず
運転手が操作してから
お札を入れること。運転手がチャージ金額を入力する前にお札を入れてしまうと、両替となり小銭が出てきてしまう。特に日常的にでんでんnimocaを利用している人は注意が必要である。
特典
プレミアム
電子マネーにも対応するため、プレミアム額は存在しない。代わりにポイントが存在する。
ポイント
運賃支払いや買い物での支払いで、1%のポイントが付く。
ポイントの有効期限は約1年間。
1ポイント1円として、買い物であればそのままポイントで支払える。交通系であれば1ポイント1円としてカードにチャージしてから利用できる。
TO熊カードが10%還元だったのと比べると、プレミアは大幅に減額になったと言うことも出来る。
電子マネー
電子マネーに対応している。
決済音
バスなどでは「ピッ」という普通の音が鳴る。
電子マネーとして使用した場合、正常時は「くーまモーン♪」、異常時は「だモンだモン♪」という音楽と歌が決済音として流れる。
デビュー記念カード
2015(平成27)年4月1日にデビュー記念カードが1万枚限定で販売された。色は5色あり、各色2000枚とされている。
5色は、次のような、とってつけたような理由が添えられている(色の順序は掲載順)。
みどり ‐ 熊本の豊かな自然の色
むらさき ‐ 熊本県花「りんどう」の色
きいろ ‐ 熊本の名産柑橘類の色
あか ‐ 「くまもとの赤」ブランドの色
ピンク ‐ 桜の季節にいよいよデビュー!
実際は何の色かというと、女性アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のメンバーカラーである。
それぞれ、緑は有安杏果、紫は高城れに、黄色は玉井詩織、赤は百田夏菜子、ピンクは佐々木彩夏を表わしている。
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