乗車券類変更
読み:じょうしゃけんるいへんこう

 JRで、乗車券類の効力を変更すること。旅客営業規則第248条などで定められている。特に乗車前に乗車券類の変更をすることを指すことが多い。
目次

概要
 変更前と変更後の切符の効力が同じなら、1回だけなら手数料無料で変更することができる。
 このとき、新しく発行された切符には「乗変」の文字が印字、または押印される。後日さらにこの切符を変更するときは、一旦キャンセルして買い直さなければいけない。
 

特徴

乗変
 指定席の喫煙席と禁煙席の変更や、窓側への変更、一緒に旅行する人の隣の席への変更、寝台の上下段の変更などの場合は「乗変」の文字は入れず、サービスとして変えてもらえる。
 また、乗車券の有効開始日の変更は、有効開始日の前日までなら、1回に限って「乗変」の文字を入れずに変えてもらえる。但し、指定席券の有効開始日の変更は「乗変」の文字が入る。

特急券など
 指定席特急券から自由席特急券への変更はできないが、指定席特急券同士の変更をしたい場合で、変更先の指定席が満席の場合は自由席特急券にも変更ができる。
 また、自由席特急券から指定席特急券への変更、特急の指定席から快速の指定席への変更、グリーン車指定席と普通車指定席相互の変更は可能である。

C制
 C制で発行された切符の変更には大きな制限があり、変更後の切符が元の切符より低額となる変更は、発行箇所でしか取り扱うことができない。
 元の切符と変更後の切符とが同額、または変更後のほうが高額となる場合は、差額を現金で払うことを原則として、どこの窓口でも受け付けてもらえる。

乗車変更
 似た言葉で「乗車変更」というものがあるが、こちらは切符を使い始めた後に各種変更をすることという意味に限定される場合が多い。

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