聖闘士星矢 (まんが)
読み:せいんとせいや
外語:Saint seiya
車田正美作のまんが。1986(昭和61)年から1990(平成2)年に週刊少年ジャンプで連載。1986(昭和61)年10月にアニメ化も実現した。ジャンプ黄金時代の立役者ともいえる作品である。単行本全28巻、他に愛蔵版15巻、フィルムブック4巻、ビデオ25巻他7本、LD4巻などが出ている。これだけでも当時の人気の高さがうかがえる。
物語は大きく聖域(サンクチュアリ)編、ポセイドン編、ハーデス編の3つに分かれているが、聖域編以外はそれほど注目されない。しかもハーデス編最終話は連載されていた週刊少年ジャンプではなく、Vジャンプという別の雑誌に掲載された。
作者本人が1巻の前書きで "最初からメジャー路線をねらってはじめた" という通り、連載開始と同時に大人気をはくす。当時同じ雑誌に連載されていた "キャプテン翼" のあとを受け継ぐ形で女性ファンを獲得し、いまだ同人誌業界での人気も高い。
主人公星矢は姉さんを探すために頑張る孤児で、ラストシーンでは姉さんが見つかるものの、星矢のみが最後の闘いで死んでしまい、再会を果たすことは出来ない。しかしこの星矢自身の物語というのは1巻と最終巻近くで触れられるだけであり、本編中ではほとんど忘れ去られた話となっていた。
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