同性愛
読み:どうせいあい
外語:homosexuality
同性の者を性的愛欲の対象として愛すること。
目次
概要
特徴
種類
セクシュアリティ
作品分類
概要
研究によれば同性愛者の脳は構造が異なり、異性のものに近い、との仮説が多数存在する。特に
本能
の中枢である
視床下部
には差違がみられ、視床下部前間質核の第3核(INAH-3)や視床下部のBNST部位などには大きさの変異が見られるとされている。
これを
病気
とみるか、不便(人の多様性)とみるかは議論の対象である。
日常生活には支障が無いという点では、
視力
が悪い、耳が遠い、といったものに近い不便であると言えるし、子孫を残すのが
生物
の使命だとするのなら、種を保存できないので病気だともいえる。答えのない問いである。
特徴
種類
人間同士の同性愛は、次のように分類される。
ホモ/ホモセクシャル(homosexual) → 同性愛者
レズ/レズビアン(Lesbian) → 女性同士の同性愛者
ゲイ(Gay) → 男性同士の同性愛者
バイセクシャル(Bisexual) → 両性愛者
トランスジェンダー(Transgender) → 性同一性障害などを含む、異性を自認するが外科手術までは望まない者
4種類を合わせて、LGBTと呼ぶこともある。
セクシュアリティ
ここでは3択としているが、たとえば、自分の心と体/相手の心と体とで4択にすると、更に複雑な表現ができるだろう。
体の性
心の性(性自認)
恋愛対象(性的指向)
呼び方
男
男
男
ゲイ
女
男性異性愛者
女
男
トランスジェンダー異性愛者
女
トランスジェンダーレズビアン
女
男
男
トランスジェンダーゲイ
女
トランスジェンダー異性愛者
女
男
女性異性愛者
女
レズビアン
作品分類
同性愛を題材とした作品は様々あり、そのような作品を好む人、あるいは実際に同性愛者などは、そういった作品を、通常の異性愛も含めて次のような分類(カテゴライズ)で呼ぶことがある。
BL →
ボーイズラブ
(男の子同士)
GL → ガールズラブ (女の子同士)
NL → ノーマルラブ (男女)
TL → ティーンズラブ (主に中学〜高校生の恋愛モノ)
ML → メンズラブ (どちらかと言えば成人男性同士)
上は主として
同人
用語であるが、古式ゆかしい(?)表現では、次のような呼び方もあり現在でも使われている。
薔薇
= ばら (男性同士の同性愛) 現在のBL/TL/MLなどに相当
百合
= ゆり (女性同士の同性愛) 現在のGL/TLなどに相当
また、異性装や
半陰陽
なども含むなら、次のような分類(カテゴライズ)もある。
男の娘
ふたなり
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