出ましたっ!パワパフガールズZ
読み:でましたっ-パワパフガールズ-ゼット
外語:ppgZ: PowerPuff Girls Z
パワーパフガールズのリメイクアニメーション。
あらすじ
ユートニウム博士と助手であり息子のケン君は、謎の物質ケミカルXを研究していた。その研究中、誤ってケミカルXに大福が入ってしまった。激しい化学反応を起こしたケミカルXは新たな物質ケミカルZへと変化したのである。
そんなある日、東京CITY近海に巨大な氷山が出現する。ケンはケミカルZを光線にして打ち込んだところ、ケミカルZは白い光と黒い光になって東京CITYに放たれた。
その白い光を浴びたのは、普通の中学1年生として暮らしていた、赤堤ももこ、豪徳寺みやこ、松原かおるの三人だった。彼女たちは以来、爆進スウィート・トリオ、パワパフガールズZとなったのである。
一方、黒い光を浴びた動物園の猿は、悪いことを考えるモンスター、モジョ・ジョジョに変身し、もって世界征服を目論むようになる。
こうして、正義のヒロインと悪のモンスターは、運命として闘いを開始するのである。
特徴
この作品は、Cartoon Networkが日本向けリメイクとして、作品を「おジャ魔女どれみ」風にすることを望み、もって当作品を製作した東映アニメーションに制作を依頼したと言われている。
結果、オリジナルは参考程度にしかなっていない、日本風の萌えアニメとなった。両者見比べると、アレがコレになるのか、という新鮮な驚きを感じることになる。
また、この作品のロゴのZマークはドラゴンボールZのZマークを思わせるが、ドラゴンボールも制作が東映アニメーションである。
明らかに「大きなお友達」を意識したこの作品は、当然のようにDVDもリリースされている。
スタッフ・キャスト
- プロデューサー
- 具嶋朋子(テレビ東京)
- 関弘美(東映アニメーション)
- 勝股英夫(アニプレックス)
- 原作: クレイグ・マクラッケン
- 漫画連載: 込由野しほ(集英社刊「りぼん」)
- シリーズディレクター: 石黒育
- シリーズ構成: 浦沢義雄
- キャラクターデザイン&総作画監督: しもがさ美穂
- 製作担当: 柳義明
- 美術デザイン: 窪田忠雄
- 色彩設計: 佐久間ヨシ子
- 音楽:
- TAICHI MASTER
- Hiroshi Nakamura
- 声優
- ハイパー・ブロッサム(赤堤ももこ): 加藤英美里
- ローリング・バブルス(豪徳寺みやこ): 宮原永海
- パワード・バターカップ(松原かおる): 川名真知子
- モジョ・ジョジョ: 江原正士
- ユートニウム博士: 楠大典
- 北沢ケン: 大本眞基子
- メイヤー市長: 田中秀幸
- ミス・ベラム(秘書): 川浪葉子
- 姫子: 池田千草
- ピーチ(犬): 金田朋子
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