ないしょのつぼみ
読み:ないしょのつぼみ
小学館の学習雑誌に連載されている、「
性教育
まんが」を謳った少女まんが作品。
やぶうち優
著作。
人気のあまり、
アニメ化も実現した
。
目次
単行本
特徴
人気
連載
性教育まんが
あらすじ
1期目
2期目
3期目
0期目(めばえ)
4期目
5期目
6期目
7期目
8期目
単行本
既刊は単行本8巻と番外編1巻まで発売中。ちゃおコミックス 。
第1巻 (2005(平成17)年4月)
ISBN978-4-09-137079-2
第2巻 (2006(平成18)年4月28日)
ISBN978-4-09-130498-8
第3巻 (2007(平成19)年6月29日)
ISBN978-4-09-131235-8
めばえ (2007(平成19)年7月)
ISBN978-4-09-131249-5
第4巻 (2008(平成20)年4月28日)
ISBN978-4-09-131717-9
第5巻 (2009(平成21)年4月28日)
ISBN978-4-09-132509-9
第6巻 (2010(平成22)年4月28日)
ISBN978-4-09-133257-8
第7巻 (2011(平成23)年4月28日)
ISBN978-4-09-133824-2
第8巻 (2012(平成24)年4月27日)
ISBN978-4-09-134539-4
関連作品
やぶうち優ファンBOOK (2006(平成18)年3月31日)
ISBN978-4-09-130397-4
ないしょのつぼみファンブック〜女の子の初めてのお話 (2008(平成20)年6月)
ISBN978-4-09-159059-6
特徴
人気
やぶうち優らしい愛らしい絵柄と、何というか恥ずかしい内容が
2ちゃんねる
等で評判となり、小学5年生以外の
大きなお友達
にも広く知れ渡り大ブームとなる。
結果、単行本1巻が爆発的な売れ行きを記録した。
セブンアンドワイで24時間売上ランキング一位、
Amazon.co.jp
で同様に売上二位を記録している。まんが単行本、しかも
少女まんが
でこれは売れすぎとあって話題となった。
但し、購入者の大半は、本来の対象読者である小学5年生前後の
女の子
以外
と思われる。
学年誌連載の作品としては異例の売上を記録したことから、2009(平成21)年1月20日、第54回(2008(平成20)年度)
小学館漫画賞
児童向け部門を受賞した。読者の大半は児童ではないと見込まれるが、作品の掲載紙から、受賞は「児童向け部門」とのことである。
連載
人気のため、長く連載が続いている。掲載紙の関係から話は1年単位で区切られているが、それぞれで連続性や関連性はなく(1期目と0期を除く)、共通することは、性教育というテーマと、主人公の名前が「つぼみ」ということだけである。主人公も各期ごとに違うため、名前が同一というだけで別人である。
題名は「ないしょのつぼみ」だけで、副題等は一切無い。第○期、という記載もない。0期を除いては、各期が単行本各巻となっており、期と巻が一致している。3期目と0期が同時連載されたが、0期目は「ないしょのつぼみ‐めばえ‐」として単行本化された。
こうして8期目まで連載されてきたが、肝心の小学4年生の休刊の影響もあり、2012(平成24)年度に第9期は連載されていない。
性教育まんが
この作品は自称「性教育まんが」である。
1期目は「性教育風味のファンタジーもの」という依頼を編集部から受けたことから、作品が作られたと作者が述べている。元々、連載誌の「小学五年生」は毎年性教育まんがが1作あり、その役がやぶうち優に回って来たようだ。
1期目については「参考画像」が
ないしょのつぼみ まとめ
に置かれているが、「えっちなこと」=「ハダカで抱き合う…ってことよっ!」など「過激」な内容で、話題となった。
2期目以降については「編集部から、タイトルだけ同じで、主人公を変えた作品」としての依頼が来たことから、そのようになった、と作者が述べている。2期目は、1期目のような内容はめっきり減り、普通の恋愛まんが風味となっている。
あらすじ
本作は、連載誌の都合などから一年単位12話で構成されている。
1期目
2004(平成16)年度の小学館 小学五年生で連載。全12話。
立花つぼみは小学5年生、11歳。つぼみの母は妊娠中で、もうすぐ弟か妹が産まれ、つぼみはお姉さんになる。そんなつぼみもいよいよ初潮を迎え、体も少しずつ大人になってゆく。
そんな時、つぼみには沙耶(さや)という友達ができた。沙耶との友情や、恋するつぼみの恋愛など、性に関する悩みを綴る。
2期目
2005(平成17)年度の小学館 小学五年生で連載。全12話。
草壁つぼみは小学5年生。隣に住んでいる幼なじみの少年、押井怜麻と、それなりに仲良く暮らしていた。
そんなある日、つぼみの部屋でゲームで遊んでいた二人の上から、バル・コニー星からやってきたエイリアンのクロウ・ゼットが現われた。
彼は草壁縁を名乗り、周囲の人々の記憶を操作して草壁家に住み込み、地球の人類、特につぼみについて調査をする。
その間、つぼみは少しずつ体が成長し、そして怜麻との間で恋の感情が芽生える。
3期目
2006(平成18)年度の小学館 小学五年生で連載。全12話。
描いたものが動き出す魔法のシャープペンシルを手にした、椎名つぼみ10歳。
幼なじみの少年、幹図と共に、体と心を探求する。
0期目(めばえ)
2006(平成18)年度の小学館 小学4年生で連載。全12話。
1期のつぼみ、立花つぼみの小学4年生の頃の話。
単行本はシリーズ外の「ないしょのつぼみ‐めばえ‐」として刊行された。連載はページ数が少なかったことから、同単行本には短編作品4作「わんデー・ハプニンぐ」(・は犬の足跡)、「少年少女」、「LOVE・LIKE・COMIC」、「もう逢うことのない君に」が併録されている。
4期目
2007(平成19)年度の小学館 小学五年生で連載。全12話。
5期目
2008(平成20)年度の小学館 小学五年生で連載。全12話。
6期目
2009(平成21)年度の小学館 小学五年生で連載。全12話。
7期目
2010(平成22)年度の小学館 小学四年生で連載。全12話。
小学五年生が休刊となったことから、小学四年生に掲載誌が変更された。別冊付録「月刊コミック小学四年生」に掲載された。
8期目
2011(平成23)年度の小学館 小学四年生で連載。全12話。
7期目と同様、別冊付録「コミックSHO4」に掲載された。
小学四年生すらも休刊となったため、8期をもって連載は一時的に(?)終了となったようである。
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