性教育
読み:せい-きょういく
外語:sex education

 性に関する正しい知識を青少年にあたえることで、知らないことによる弊害を無くすことを目的とした教育。命の大切さを教えるこ。
 かつて日本の性教育は、小学校の高学年にようやく気休め程度の授業があるのみであった。この頃、日本の小学校で学ぶことは、精子卵子が一つになって子供ができる、などの基本的なことである。もちろんそれ無しでは性教育たりえない訳だが、この小学校の性教育では一番肝心なプロセスが抜けていたわけである。つまり、どうやって精子と卵子は一つになるのだろうか?という問題である。しかしこの一線を超えた教育は極めて難しいのが実情で、なかなか越えられなかったわけである。
 ところが現在は逆の意味で異常化しており、小学生から人形などを使って性交や出産について教育(?)をするなどしているようである。教科書・副読本でも、性器の描写に正面ではなくわざわざ股を開いた絵を描いてみたり、性交シーンを描いてみたり等、エロ本ではないのかと思えるような過激な絵により、性交の奨励など、度を超えた過激な性教育がなされているようである。注射器を改造した器具を使っての射精(?)や、コンドームの付け方の教習までやっていると言われる。

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