たこルカ
読み:たこルカ
外語:章魚流歌

 「巡音ルカ」をデフォルメしたキャラの一つで、タコなもの。VOCALOID派生キャラクターの一つである。
目次

概要

容姿
 顔だけのキャラであり、髪の毛がタコの足になっている。
 髪(足)の色は公式と同じく桃色である。
 首から下は存在しないが、八本の腕(足?、髪?)で立ち胴体(頭?)を支えているのが特徴。従って、顔の顎部分は地面から浮いた状態となっている。

初出
 キャラの原案、作画は「三月八日」(さんがつようか)氏である。
 細々としたパーツを省略し簡略化したところ顔だけとなり、「ルカさんを簡略し・・・・・・・、もう蛸でいいよね!」となった。
 タコだが、可愛かったため人気が集まり、巡音ルカ発売後にこの絵を使った動画が数多く作られたほか、第三者も次々と「たこルカ」を描きpixivなどに投稿した。

持ち物競争
 初音ミクが偶然ネギになって以降、新しいVOCALOIDが登場する度に「持ち物競争」(キャラに何を持たせるか、という、門外漢には理解不能な競争)が繰り広げられるようになった。
 ルカが発売され、持ち物競争が激戦化する中の2009(平成21)年2月4日、この「たこルカ」の3D動画が作られたことで、持ち物競争は終戦を迎えた。あまりの衝撃に、もはや持ち物など、どうでも良くなってしまったのである。
 なお、作者により、次のように明言されている。
 ※「たこルカ」は食べ物ではありません。

クリプトン
 2009(平成21)年2月9日、巡音ルカの開発元、クリプトン・フューチャー・メディアのVOCALOID担当者、佐々木渉は、たこルカについて次のように述べたと報じられた。
 想定外ですが、斜め上かつすごくかわいい
 公認には至っていないが、「黙認」といったところのようである。

特徴

腕(髪?)
 腕は、タコなので8本だが、たこルカの公式設定としては「8本くらい」とされており、明言されていない。タコっぽく見えれば、何本でも良いらしい。
 作者によると「腕がいっぱいあったら、好きな物何でも持たせられるよね!」として、蛸型になったとしている。
 腕(足?、髪?)は、髪の毛のように頭部から生えている。首下から生えているのではない。また、腕の先は、髪の毛のように若干カールしている。

顔だけ
 頭だけなので、ルカの巨乳設定などの一切が無駄になっているのが特徴。キャラクターデザイン発表当時は誰にも想像しえなかった生物と化してしまった。
 そして「たこルカぽっぴっぽー」が公開されると、動画のクオリティの高さが決定打となり人気が沸騰、たこルカは大いに受け入れられた。
 「はちゅねミク」ですら人の形を保ったのだが、こちらは既に人外である。突っ込みどころが多すぎるためか、誰も突っ込めないようである。
 普通に考えれば気色が悪いはずなのだが、とりあえず顔が可愛ければ、メドゥーサな生首(ある意味Tomak)でも良いらしいことが明らかとなった。
 ある者は、「タコに萌える日が来るとは思わなかった」と語った。

影響
 たこルカファンは全国あまねく居るらしい。
 まんが家「あさりよしとお」も気に入ったらしく、「るくるく」を連載している「月刊アフタヌーン 2009年4月号」の扉絵に、「たこルカ」ならぬ「タコるく」を登場させた。

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